『また逢う日まで』は、もう半世紀以上も前の歌謡曲ですが、筒美京平の作曲、NHKの朝の連続ドラマで取り上げられているアンパンマンの作者やなせたかしが作詞をして、1971年に尾崎紀世彦が歌い大ヒットした曲です。前回の大阪万博翌年のヒット曲で、もう 54年余りも前の話なのでシニアの方々しか知らないクラッシック歌謡かも知れません。
その曲は恋人との別れを歌う内容ですが、最初の部分の「また逢う日まで 逢える時まで」という歌詞がとても印象に残る曲でした。若い時の別れは、再会する可能性がありますが、年齢を重ねると永遠の別れが増えてきます。大切な友人や家族、そして愛するペットとの永遠の別れは、残念ながら避けられません。しかし、この世の別れはあの世でまた会える時までの節目と考えてはどうでしょうか。別れがあれば新しい出会いがあり、そしていつかどこかで再会できるとポジティブに考えれば、悲しみも癒されるのではないでしょうか。
あなたより少し先に旅立った人やペットは、あなたが笑顔で毎日を元気で暮らすことを望んでいると思います。「また逢う日まで」とお別れをして、そしていつの日か再会した時に「元気で笑顔で暮らしていたよ」と報告できるような人生を過ごしましょう。