指差し確認

公共交通機関の乗務員の仕事を見ると、何かを確認する際に指を差して声を出して確認する行動を見ることがあります。体調や精神の状況にもよりますが、人間の意識は、ただ見るだけでは十二分な確認ができない恐れがあります。それゆえ公共交通機関の人々は、大切な乗客の命を守るために、声を出して指差し確認をするようになっているのだと思います。

大切なペットとのお散歩でも、飼い主は交通事故などのリスクを減らすための配慮が必要です。信号の無い道路を横断する時、「右よし」「左よし」と指差し確認をするだけでも安全性は高まると思われます。また、外出時の施錠についても、「鍵締めよし」と指差し確認をすれば、鍵の締め忘れを防止できるのではないでしょうか。人は高齢になると反射神経の衰えや、思い込みによる誤った行動を取る場合があります。自分はそんなこととは無関係と思われるかも知れませんが、指差し確認ひとつでヒューマンエラーを防ぎ、作業の確実性を高めることで、不注意によるミスを減らすことができます。

お家を出てお散歩に行く時には、玄関や道路横断などで指差し確認をすれば、様々なリスク軽減になると思います。ペットとのお散歩の時以外も、お出かけの時にお家の施錠を指差し確認する習慣が身につけば、防犯上の安全確保にも繋がります。今日から指差し確認をスタートして、大切なペットとご自身が安全に外出できるようにしてください。