先日、ある芸能人のご家族がペットを失われてペットロスに見舞われているとの話が、ネット上で話題になっていました。日頃から、家族と同様、場合によっては家族以上に近い関係のペットを亡くす事は、計り知れない悲しみです。お家に帰っても、もうペットはいつものように出迎えてはくれません。仕事や外出先から家に戻るといつも必ず喜んで駆け寄ってくれた日々の記憶が、寂しさを増幅してしまいます。

人の場合は、お亡くなりになる前は施設や病院に入るケースが多く、お別れを覚悟する時間を過ごせます。最後までお家で過ごすペットの方は、日常生活から突然いなくなるため、お別れした後の悲しみが深いようです。ペットを失う事によって引き籠りになる高齢者も、少なからず居られるようです。しかし、天国に逝ったペットはそのような飼い主の姿を空の上から見ていたら、喜ぶでしょうか。ペットも人も、必ず天国に召される時がやって来ます。それを思えば、ペットの死は暫しのお別れと思い、また天国で必ず待っていてくれると思えば、ペットロスも和らぐのではないでしょうか。

ペットがお亡くなりになった後、きちんと供養をしてあげて、飼い主が早い段階でペットロスを克服し、残されたご家族みんな笑顔で暮らしましょう。あなたの愛した大切なペットは、天国で大好きな飼い主との再会を楽しみに暮らしています。その日が来るまで、あなたが笑顔で毎日を過ごす事を必ず望んでいるはずです。