忠犬ハチ公は、東京の渋谷駅で飼い主の帰りを毎日出迎えに行き待っていた秋田犬です。飼い主の死後、約10年も渋谷駅に通い続けたそうです。渋谷駅北口にあるハチ公前広場には、ご主人の帰りを待っているハチの銅像が設置されています。
ペットにとって飼い主は、特別な存在です。寝起きを共にして、食事を提供してもらい、触れ合い心が通う、とても大切な関係です。そんな飼い主が、ある日突然に目の前から居なくなったら、ペットにとってその喪失感は図り知れません。帰ってくるはずのご主人の急死、そんな悲しい事実を理解できず、ハチは健気に10年も渋谷駅に通い続けたのだと思います。
残念ながら、人もペットも限りある命を生きる宿命です。ですから、今の幸せな時間が一日でも長く続くように、ご自身の健康管理やリスク管理をしてお元気にお過ごしください。あなたのペットに、忠犬ハチ公のようなつらい思いをさせないためにも・・・。あなたのペットは、ご主人の帰りを毎日楽しみに待っています。